おすすめの子ども向けのロボットプログラミングスクールが知りたい方向けとなります。
ご存じの方も多いかと思いますが、2020年に小学校で、2021年に中学校で、2022年に高校でプログラミング教育が必修化されます。必修化を前に日本でもプログラミング需要が高まってきました。
いよいよ来年から始まる必修化に向けて、民間のプログラミングスクールも多くみられるようになってきました。 プログラミング教育を受けたことのない保護者の方にとっては、なぜプログラミングが必修化され、どのように活用されていくのか気になるところかと思います。
記事を書いている私は、 教育用レゴ「「教育版レゴ マインドストーム EV3 for home by アフレル」
」を使った 国際的なロボットコンテストWROでコーチとして子ども達を2018年11月にタイチェンマイで行われたWRO世界大会に導いた染川 裕と申します。
現在はコーチも続けつつ、群馬県のWRO地区大会の実行委員長も行い、群馬から世界大会優勝者を出すことを目標に日々子供たちの指導にあたっています。
そんな中で今回はWRO世界大会を目指せるロボットプログラミングスクールをご紹介させていただきたいと思います。
読者さんへの前置きメッセージ
本記事では「いろんなロボットプログラミングスクールがあってどこにすればいいのかわからない」という方に向けて書いています。 もちろん世界大会を目指すだけではなくこどもの将来の進学やスキルアップ、プログラミング思考獲得の為にもプログラミングは有効ですので、読んでいただければ幸いです。
なぜ 、文部科学省は子どもたちにプログラミングを学ばせたいのでしょうか?
「プログラミング的思考」です。「プログラミング的思考」とは、新学習指導要領と同時に公示された「学習指導要領解説」で次のように定義されています。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせたらいいのか、記号の組合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、ということを論理的に考えていく力
文部科学省 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について
なかなか、これを読んだだけではわかりづらいという方もいらっしゃるかと思いますので、説明を加えますと、
「プログラミングのスキル」を身につけることが目的ではなく、 「プログラミング」を通して「プログラミング的思考」を育むことが、文部科学省の意図しているところです。。特にコンピュータ関連の技術は日進月歩で進化しており、学校でスキルを学んでも社会に出る頃には時代遅れとなってしまうものが多くあります。しかしその根底にある考え方や思考のパターン、基礎技術などは時代を超えて必要とされるものであり、学校教育ではそのようなもの身につけてほしい、そのことが将来のIT人材育成に寄与するのみならず、現代社会を生き抜くために必要な「力」を身につけることにもなるのだという思いが見えてきます。
今の学校教育は、基本的に1問1答のものがほとんどですが、世の中にでると
1問1答 ではないものばかりですよね。プログラミングは意図した動きが出来ればそれが正解で、こたえは無限にあるものがほとんどなのです。書いていく順番も間違えるとうまく動きません。プログラミングを学ぶことで、暗記ではなく論理的に考える力や考える手順を学んでもらおうというのが目指すところなのです。
「プログラミングのスキル」を身につけることが目的ではないので、なんの言語でもよいから、プログラミングを学んで「プログラミング的思考」を身に着けることが大切ということになります。
そんなに短絡的で良いの?
ただ、私はこのことについて疑問に感じています。もちろん プログラミング的思考」を習得することは大事なことかもしれませんが、もっと明確に子どもたちのやる気を起こさせる目的が必要なのではないか?と・・・
そこで考えたのが大会でした。私は高校野球が好きでよく観に行ったりするのですが、高校球児は甲子園や大会がなかったら練習をまじめにやるでしょうか?試合に勝ちたいという気持ちがやる気を起こさせるのではないでしょうか?
私自身、4歳から水泳を始め高校を卒業するまで毎日のように泳いでいましたが、あそこまで練習できたのは、勝ちたいという気持ちがあったからだと思います。結果、小学校時代全国大会で優勝し、その経験は今でも生きていると感じています。
そんな中、私はいろいろなプログラミング勉強法を学んできましたが、一番楽しく勉強できたロボットプログラミングを私はおすすめします。
ロボットプログラミングは大人がやっても楽しいです。たくさんの子供たち(千人以上)に ロボットプログラミング を教えてきましたが、全員が楽しいと言ってくれています。
さらにロボットプログラミングは、プログラミングだけではなく、自由にロボットを作成することで空間認識能力やギアやモーターといった動力の仕組み、さらにてこの原理や摩擦の力を体感しながら学ぶことができます。大会では自由な発想でミッションをクリアすることが求められるので、考えるちからも自然と身につきます。もちろん、大会で上位を目指すことで競争力や2人1組での参加が基本なので、協調性も身につくのです。
よって私がおすすめするプログラミング勉強方法は、
ロボットプログラミング+大会出場
をセットで行うことです。
異論のある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私の経験上、この組み合わせの時に一番子供たちが輝いていました。大会で頑張る姿は本当に美しいです。夏休み中もずっと練習する姿をみて、この子たちをやる気にさせるものはなんだろう?と考えていました。
勝ちたい。
という気持ちであると確信しました。 残念ながらWRO世界大会の結果は82位となりましたが、世界を見ることで得られた経験は一生ものだと思っています。 今では、マレーシア、タイ、台湾など、今まででは考えられなかった東南アジアが国を上げて大会に臨んで結果を出しています。世界で勝つためには、ロボットの製作技術とプログラミング技術両方が必要ですが、日本はどちらの技術においても世界に後れをとってしまっているのを感じました。
これからの時代にもっとも重要とされている2つの技術を高めることが出来る「ロボットプログラミング+大会出場」で世界を目指すことが、将来の日本の為になると私は思います。
そんな、WRO 世界大会を目指せるロボットプログラミングスクールはロボ団一択です。 なぜなら2018年WRO小学生部門でロボットプログラミングスクール から世界大会に出場できたのは「ロボ団」だけだからです。2018年、2チームが地方大会→全国大会を勝ち抜き世界大会に出場しています。私たちと一緒に世界大会優勝を目指してみませんか?
ロボ団では、春と秋に無料体験を行っています。無料とは思えない本格的な ロボットの製作からプログラミングまで学べます。