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群馬から念願のロボットプログラミングコンテストWRO 2018 国際大会出場

群馬県から国際的なロボットプログラミングコンテストWRO 2018 国際大会の日本代表として「REI&AYU」が選出されました。その大会参加費用をクラウドファンディングで募集します。

上毛新聞などに掲載されているので、見られたという方も多いのではないでしょうか?

WRO Japan群馬大会実行委員長の染川 裕(そめかわ ゆたか)と申します!

私たちは、「群馬から国際的な自律型ロボットコンテストWRO世界大会の優勝者を出したい」という強い想いを持ちロボットプログラミング好きなボランティアスタッフを中心として、昨年からWRO Japan 群馬地区予選大会を開催しています。

「群馬から国際的な自律型ロボットコンテストWRO世界大会の優勝者を出したい」

という私たちの夢が、ついに本格味を帯びてきました。

群馬県から初めて、WRO全国大会を勝ち抜き、WRO国際大会への選抜選手が生まれました!

日本代表として、「REI&AYU」がタイのチェンマイで行われるWRO国際大会に選抜されたのです。

非常に喜ばしいことではあるのですが、1つ問題があります。

国際大会がタイのチェンマイで行われることもあり、渡航費を含めた多額の参加費用が掛かります。

●強くなるほどに乗しかかる、資金の負担

ロボコンはプログラミングとロボット制作を組み合わせた競技であり、ロボットキットやモーター、センサー類、パソコンなど数多くのアイテムを必要とします。そのため、大会ヘ出場するためのエントリー費用や遠征費用など、経済的に大きな負担がある競技です。

委員会としても、できる限り個人の負担を減らすべく、スポンサーやクラウドファンディングでご支援いただいたロボットキットやパソコンなどでサポートしたりしていますが、海外遠征においては航空券代や滞在費がダイレクトにかかってくるため、なかには経済的に断念する選手もみられます。選手の頑張りを多くの方に伝え、少しでもサポートしていただけないかと思い、クラウドファンディングに挑戦しました。

WRO(world robot olympiad)とは?

WROは自律型ロボットによる国際的なロボットコンテストです。

WRO Japan地方大会で勝ち抜くとWRO Japan全国大会に出場することができ、さらに勝ち抜くことでWRO世界大会への道が開かれます。

世界中の子どもたちが各々ロボットを製作し、リモコン操作ではなくプログラムにより自動制御する技術を競うコンテストで、科学技術を身近に体験できる場を提供するとともに、国際交流も行われています。

イメージがしにくいかと思いますので、今年行われたWRO Japan群馬大会の様子をご覧ください。

第1回WRO国際大会は、2004年、シンガポール国立サイエンス・センターの発案により13ヶ国が参加してが開催されました。第1回大会は、アジアを中心とした13ヶ国4,468チームが参加。その後2008年横浜で開催された国際大会では、世界中で参加したチームが10,000チームを超え、2015年には、参加国55ヵ国22,000チームとなり、世界的に注目度の高い大会です。アジアを中心として発展したWROは、中近東、ヨーロッパ、北米・南米、アフリカへと広がっています。WRO Japan群馬大会はその地区予選大会となっており、勝ち上がっていくことで国際大会への道が開かれます。

与えられたミッションを達成するためロボット製作キット(教育版レゴマインドストーム)を使用して自由にロボットを製作しモーターやセンサーを取り付け、プログラムにより自動制御する技術(正確性とスピード)をチーム(2人~3人)で競い合う大会となります。

 

● 世界大会まであるWROエキスパート部門は大人でも達成するのが難しい最難関ロボットプログラミング競技

ここで、今回の「REI&AYU」が日本代表に選ばれた競技について少しお話しさせていただきたいと思います。

WROエキスパート小学生部門のミッションは、「食糧問題を解決せよ!」でした。

新鮮なフルーツ(赤いブロック)は「GREGORYSTORE」に、熟成していないフルーツ(緑のブロック)は「Ripening room」に、形の悪いフルーツは(黄色のブロック)「Factory」に、腐ったフルーツ(青いブロック)は「Biogas power plant 」にそれぞれのブロックの色を判断して運ぶというものでした。

このミッションは事前に発表されていますが、教育用レゴのロボット作成キット「マインドストームEV3」を使ってロボットの機構からプログラミングをすべて考えるとなると、相当な時間を要します。このミッションを達成するためにどんなロボットが良いのか?そのロボットで2分という制限時間で間に合うプログラミングはどのようなものなのか?試行錯誤しながら完成させ大会に臨むことになります。



マインドストームEV3

WRO決勝大会に、ロボットの組み立てるための手順書を持ち込むことはできません。完全にロボットの作り方については覚えていないとフィールドに立つことすらできないのです。会場で見られるロボットは1つとして同じ形のものはなく、すべてチームのオリジナルロボットです。

チームで試行錯誤を重ねながら思いのこもったロボットを大会会場で組み上げる必要があります。

プログラミングは持ち込み可で、大会前に考えておくことが出来るのですが、当日発表されるサプライズルールというものがあります。

このサプライズルールは完全にシークレットとなっており、当日その場で初めて聞かされる特別ルールです。

これらに全くの助言なしでチームで考えてプログラミングやロボットの形を修正するなどして対応しなければなりません。子どもたちの経験、プログラミングやロボット制作のスキル、閃き、センス、問題解決力すべてが問われます。

今年のWRO Japan 決勝大会サプライズルールは、赤いブロック(新鮮なフルーツ)の代わりに白いブロックが置き換わるというものでした。その白いブロックを「FINISH AREA(ゴール)」に運ぶことで点数が加点されます。

これもそれほど難しさが伝われないかもしれませんが、白ブロックを含めたすべてのブロックが、競技前にランダムに抽選されて決定されるとなると、非常に複雑なプログラミングを行う必要が出てきます。

ここで実際の「REI&AYU」チームのWRO Japan 決勝大会の様子を見てもらいたいと思います。

難関のサプライズルール(白ブロックをゴール地点まで持っていく)を成功させています。

カラーセンサーの読み間違えで、緑ブロックを「GREGORYSTORE(赤いエリア)」に置いてしまった以外は、サプライズルール含め、すべて制限時間の2分以内に成功させました。

サプライズルールにチャレンジ、達成したことが評価され審査員特別賞を受け、さらに日本代表に選ばれました。

まだまだ日本では、環境が整っていないこともあり、こういった知識をもった子供たちはほとんどおらず、ロボットプログラミングの楽しさや重要性はもちろんのこと、大会の認知度もほとんどないのが現状です。

日本でも、2020年には小学校で、2021年には中学校で、2020年には高等学校でプログラミング教育が必修化されますが、これは世界的に見ても遅れをとっていると言わざるを得ない状況です。

国を挙げてロボットプログラミングの大会を盛り上げている国がほとんどの中、現状日本では1円も国から補助金が出ません。

経済的な部分で断念することなく、子供たちが安心して、ロボットプログラミングWRO世界大会を目指せる環境を作ることが将来の日本の未来を創ると私は考えています。

皆様のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!

詳細は、FAAVOのページをご覧ください。

https://faavo.jp/gunma/project/3203



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