ヤフー会長を兼務するソフトバンク孫正義社長は2013年10月31日、「Yahoo!ショッピング」の出店無料化を発表した2013年10月7日から21日までの2週間で、Yahoo!ショッピングへの出店申し込みが約5万5000件あったことを明らかにしました。
「以前から店舗数で楽天を抜くと言っていましたが、一度も抜けなかった」というYahoo!ショッピング。出店料無料化直前の店舗数は約2万件と、楽天市場約4万件の半分でしたが、無料化を契機に申し込みが一気に増え、既存の店舗数と申込みの累計で7万5000件と楽天を一気に抜きました。
申し込みから出店までは2~3カ月かかり、申し込み数がそのまま出店数とならない可能性はあるとしていますが、14年間1度も抜くことができなかった楽天の出店数を追い付くどころか一気に、累計で楽天の2倍近くまでになる5.5万件の出店希望があったというのは、驚愕としか言いようがありません。
出店料や売り上げロイヤリティを無料化することで出店数と顧客を拡大し、広告収入で利益をあげるビジネスモデルは、ソフトバンク出資先・中国アリババ子会社が運営するECサイト タオバオ」(淘宝)が成功したビジネスモデルと同じであることから考えても先行きは明るいと弊社はみています。
タオバオの昨年の流通総額は16兆円と世界最大。「つい最近までもうかっていなかった」が、2013年1~6月期の最終利益(税引き後)は1376億円に成長、このビジネスモデルで新しく生まれ変わったヤフーショッピングと、楽天イーグルス優勝で沸いた楽天市場との戦いが楽しみです。相乗効果でインターネット通販が盛り上がることを期待しています。
弊社では、楽天市場もYahoo!ショッピングも豊富な立ち上げ実績がございます。
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