コーヒー飲料と清涼飲料水の出荷額は日本一
群馬県で食品産業が盛んな理由の1つが「水が豊富できれい」なこと。そんな特性のためか、コーヒー飲料と清涼飲料水の出荷額は日本一です(平成22年工業統計調査)。
コーヒー飲料では伊勢崎市の「㈱ポッカコーポレーション群馬工場」や、渋川市の「サントリープロダクツ㈱榛名工場」、清涼飲料水では高崎市の「大塚製薬㈱高崎工場」や、館林市の「カルピス㈱群馬工場」などの企業が生産しています。
アイスクリームの出荷額日本一
食品産業が盛んな群馬県。アイスクリームの出荷額は平成22年の工業統計調査で日本一になりました。県内では「㈱明治群馬工場」(伊勢崎市)や「高梨乳業㈱北関東工場」(高崎市)、「ハーゲンダッツジャパン㈱群馬工場」(高崎市)などが操業しています。
また、製氷機等の冷凍装置出荷額も、群馬県が日本一です(平成22年工業統計調査)。
小型ステイプラーNo.1
群馬県創業の製造業大手「マックス㈱」は昭和27年に国産初の小型ステイプラー「ホッチキス(10号)」を発売し、その手軽さからオフィスや家庭に普及しました。現在でもマックスが生産する小型ステイプラーは、国内でのシェア75%を誇ります。
全国で使われる群馬産のカスタネット
全国の小学校で音楽の授業に使われるカスタネット。現在のような形に改良したのはみなかみ町の「㈱プラス白桜社」といわれています。同社はカスタネットの国内生産の大半を占めるトップシェア企業です。ちなみに、片側ずつ赤と青になっているのは、男女共用できるようにとの配慮とか。
福を呼ぶ「高崎だるま」
高崎だるまは江戸時代の天明の飢饉の後、農民を救済するため、少林山の和尚が張り子のだるまを作らせたのが始まりで、現在では年間約90万個を製造しています。福にこだわり眉は鶴、髭は亀を表しています。
創作こけしの60%は群馬から
伝統工芸の技術を生かしつつ、作家の感性が光る創作こけし。群馬県は林業県で木材が豊富なことから、多くの作家が工房を構えています。榛東村や前橋市、吉岡町などで数多く生産されており、創作こけしでは60%以上のシェアを誇っています。
群馬が生んだ家電量販店の王者
前橋市で創業し高崎市に本社がある「㈱ヤマダ電機」。平成14年に家電量販店として年間売上高が1位となり、平成22年には年間売上高2兆円を達成。家電量販店日本一の座を守り続けています。
カラオケ店舗数で日本一
カラオケ店舗数で日本一を誇るのは、前橋市に本社を置く㈱コシダカです。カラオケチェーン店の「カラオケ本舗まねきねこ」を全国318店(平成24年7月現在)で展開しています。